Meta Quest2の度付きレンズってどうなの?眼鏡の問題点も合わせて解説

MetaQuest2

VRを体験する為にMeta Quest2を買ったは良いものの、使っている眼鏡が入らないとか、フレームが顔に当たって痛いとか、VRって眼鏡ユーザーに優しくないですよね…

ですので眼鏡ユーザーはVRヘッドセットに使える専用の度付きレンズを買う人が多いみたいなんですけど、眼鏡を作る時みたいにお店で掛け心地を確かめられる訳じゃないから実際の使い心地とかどうなの?って気になる人は多いかと思います。

そこで、Meta Quest2に対応した度付きレンズを買って実際に使ってみたので、メリットやデメリットについてまとめていきたいと思います!

最終更新:2022年08月22日 11:18

眼鏡をかけてVRヘッドセットは使える?

Meta Quest2などのVRヘッドセットは眼鏡に対応しているので、VRヘッドセットの中に眼鏡が入りさえすれば一応使えます。

眼鏡スペーサーという付属品も付いてくるので、眼鏡付きでVRヘッドセットを被る場合はこれを付けておきましょう。これは眼鏡レンズ分位の厚みがあるフレームで、中のレンズに眼鏡が当たって傷付かないようにするためのパーツになります。

眼鏡スペーサー
装着後

ちなみに、これを使ったからと言って眼鏡が入りやすくなるって事は無いです。

ですのでそもそもVRヘッドセットに入らない眼鏡を使っている人は、小さいフレームの眼鏡にするか、コンタクトレンズを付けるか、VR用の度付きレンズを買うかしか方法が無くなってきます。

眼鏡をかけてVRヘッドセットを使う問題点

眼鏡をかけてVRヘッドセットを使っていると様々な問題点に気付きますが、よくありそうなデメリットを順に説明していきます。

  • 眼鏡が入らない・入ってもズレる
  • 眼鏡が顔に当たって痛い
  • VRの没入感を阻害する
  • VRヘッドセットを使うのが面倒になってくる

VRヘッドセットに眼鏡が中々入らない

これは利用するVRヘッドセットの種類にもよりますが、Meta Quest2の場合は小さめの眼鏡フレームじゃないとまず中に入りません。

どういう事かがよく分かる画像がこちらです。

フレームがぶつかってしまい眼鏡をかけたままだとこの様に入りません…

Meta Quest2の標準フェイスクッションは狭いので、持っている中で一番小さい幅13.8cmの眼鏡は駄目でした。

この通り、決して大きい眼鏡じゃないんですけど、このサイズでも強引に中にねじ込んでからVRヘッドセットを被る必要がありました。

※ 後日、サードパーティ製のフェイスクッションに交換した所すんなり入りましたので、眼鏡を使う場合はフェイスクッションを交換するという手もあります。

そして、VRヘッドセットのバンドの位置が眼鏡の蝶板やテンプルと重なるので、中に入っても装着時にズレやすく不快に感じる事があります。

調整して動かしたりしているうちにまぶたにレンズが付着し油分が付いてしまうと大変で、そうなると一回外して眼鏡拭きで油分を取ってまた調整しないとならないのでこれが面倒です。

眼鏡が顔に当たって痛い

眼鏡をしてVRヘッドセットを装着していると、時間が経つにつれ目頭のノーズパッド付近や耳辺りが痛くなってきます。

VRヘッドセットを固定するためにはバンドを締めないといけませんが、眼鏡フレーム事圧迫されてしまうのでこれが中々辛いです。

眼鏡の縁がVRの没入感を阻害する

眼鏡をかけた状態でVRヘッドセットを使っていると、眼鏡の縁が薄っすらと映像に重なって見えます。

これは日常でも眼鏡の縁が見ているのでそもそもしょうが無い部分なのですが、VRは没入感が高いせいかこれが妙に気になってしまいます…

眼鏡だとVRヘッドセットを使うのが面倒になってくる

眼鏡をかけた状態でVRヘッドセットを使おうとすると上記で書いたような問題が起きるので、VRヘッドセットを使うが面倒に感じてきます。

VRヘッドセット自体が装着して心地良い物ではないだけに、それを眼鏡が更に悪化させてしまいますよね。

という訳で、眼鏡は無いなと感じたので裸眼でVRにヘッドセットを使うために度付きレンズを試してみる事にしました。

度付きレンズの作り方

VRヘッドセットによってはそれ用の度付きレンズが販売されている物もあり、例えばMeta Quest2なら乱視無しの既製品なら2千円前後、乱視付きのオーダーメイドレンズだと1万3千円位で買えます。

中には複数機種に対応した万能タイプのレンズもあったりするので、Meta Quest2以外も使う人ならそっちを買った方が経済的だと思います。

度付きレンズの作り方は簡単で、普段使っている眼鏡の測定データ(眼鏡処方箋)が手元にあればネットから注文可能です。この計測データは眼鏡を買った時に紙で貰うか、大手の眼鏡屋さんの場合は専用アプリから確認できたりします。もし、無い場合は眼鏡屋さんに行ってこの処方箋を作って貰いましょう。

眼鏡処方箋を見るとSPHやCYLといった良くわからない用語と数値が記載されていますが、これらはこういう意味になるそうです。

項目 意味
SPH
(S、球面度数)
レンズ度数の強さ。+は遠視の度数、-は近視の度数を表します。
CYL
(C、乱視度数)
乱視のレンズ度数の強さ。大体は-表記だが、まれに+の場合もある。乱視が無ければ0表記。
AXIS
(AX、乱視軸)
乱視がある場合に表記。乱視用レンズの方向性を表している。
P.D
(瞳孔間距離)
左右の目の中心(瞳孔)の間隔の数値です。

もし、乱視が無い人であれば既製品が使える可能性があり「SPH」と同じ数値のレンズがあればそれを買うだけです。もし、乱視があったり自分と同じSPHの数値が無い場合はオーダーメイドを使う事になります。

管理人は乱視があるため、口コミが良かった「メガネSHOPアイ 楽天市場店」さんにて乱視付きのオーダーメイドレンズを作成しました。ここはMeta Quest2用以外にもVALVE INDEXやPlayStationVR用のレンズも作って貰えます。

※ 実際に注文したのは乱視・ブルーライトカット対応のコレです → MetaQuest2用度付きレンズ

メガネSHOPアイさんの場合は左右の「SPH、CYL、AXIS」の情報が必要となるので、注文時にこれを備考欄で指定しましょう。管理人の場合は注文して3日程度で届きました。

P.D(瞳孔間距離)の数値はレンズでは無くVRヘッドセット自体を調整する事になるので次で詳しく説明します。

VRヘッドセット「P.D(瞳孔間距離)」の調整方法

VRヘッドセットには瞳孔間距離を調整する機能が付いていて、こちらは眼鏡ユーザーじゃ無い方も必要な調整となります。瞳孔間距離を正しく設定しないと目が疲れやすくなる原因となるそうです。

眼鏡の処方箋があればそれを見て調整すれば良いと思いますが、Meta Quest2の場合は大雑把にしか調整が出来ないのでかけてみてどれが良いかを確かめていく形の調整となります。

利用するVRヘッドセットにより無段階で調整出来るものもあるようですが、Meta Quest2は下記3段階から近いものを選択する形になるので、中のレンズ部分を外か内に動かして調整します。

  1. 58mm
  2. 63mm
  3. 68mm

瞳孔間距離は左右の数値を足したものとなり、眼鏡のJINSアプリの説明によると「男性は64mm、女性は60mmが平均」らしいです。

また、眼鏡の専門家に言わせると瞳孔間距離って本来シビアな物らしいです。

ちなみに発売元Oculusは人類の95パーセント以上はこの3通りのPDでカバーできると言っています。

しかし例えばPDが60mmの人は一番近い58mmを選択しても2mmズレます、度数にもよりますがメガネを作製するうえで2mmのズレは致命的ですがOculus的にはVRゴーグルではそうではないと考えてるのでしょうか・・

※ OculusはMetaに変わる前の名前です。以前はOculus Questという名称で販売されていました。

管理人も瞳孔間距離が2mmズレているのですが、もしかしてちゃんと見えてないんですかね😅

この辺の事情を良く知らずにMeta Quest2を買ってしまいましたが、瞳孔間距離にあまりにも差が出るようなら他の製品を検討した方が良さそうですね。

Meta Quest2に度付きレンズを装着したらどうなったか?

左:レンズあり、右:レンズなし

注文した度付きレンズが届いたので早速装着してみましたが、結果としては大正解でした!

眼鏡ユーザーならわかると思うんですけど、視力が落ちて初めて眼鏡やコンタクトレンズを付けた時に世界が明るく見えたあの感覚をVRでもう一度味わえます(笑)

コンタクトレンズを使ったり、眼鏡を無理やりねじ込んで一応はVRを体験していたものの、そういう前準備も無くさっとVRヘッドセットを被れるのは本当に楽ですね。

その中で気付いた度付きレンズのメリットとデメリットをまとめると下記になります。

メリット

  • 違和感が無くなりVRの没入感が上がる
  • VRヘッドセットの着脱が楽になり利用頻度が増える
  • 長時間の利用も苦にならない
デメリット

  • 白く明るい映像は反射して霞んで見える時がある
  • 乱視がある場合は初期費用が嵩む

度付きレンズは試してからの購入っていうのは出来ないので、変に見えすぎたりまたはその逆だったりで余計に疲れたりしないか不安だったのですが、これはほぼ普段の眼鏡をかけているのと変わらない状態でした。

VRはスマホ画面を至近距離で見ているような感じなので気休めにブルーライトカットレンズを選択しましたが、眼鏡で無理やり使っていた時と比べると段違いに快適です!多少の出費は覚悟しないといけませんが、眼鏡ユーザーなら度付きレンズは必須と言っても良い位に用意しておきたいアイテムです。

唯一、デメリットとしては「白く明るい映像を見た時に霞んで見える時がある」事で、例えばバーチャル空間からリモートデスクトップでPC操作をしたり、内蔵ブラウザからWebサイトを見ようとすると偶に違和感があります。度付きにレンズはVR用のレンズに被せて使う形になるので、白く強い光だとそこで反射してしまっているようですね🤔

しかしこれらは、VR中にそこまで使う事はなさそうなので大体の人にとっては問題にならないと思います。

これ以外は特にデメリットらしい部分もありませんので、眼鏡ユーザーがVRヘッドセットを使う時は度付きレンズはマスト位に思っておくと良いかなと思います!

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